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投稿日 : 2017/01/18
冷静に史実を描いていると思う
ジャッキー・チェン師匠が演じる人物が実際にカンフーアクションで相手を無力にしたか?(したわけないだろ?)というどう考えても無理あるシーンはファンサービスと思って大目にみましょう。むしろ共産党がよく認可したなという感じである。 さてこの頃の共産党はまだ萌芽期であり、実際何も・誰も登場していない。革命の戦闘シーンで爆薬を持って革命戦士が斜面を駆け登りトーチカの銃口から投げ入れる。全国各地の地名を書いた旗を何度も映している。何だか二百三高地の攻防戦を見ているような高揚感を感じる。『封建制』は共産党にとっても打倒すべき対象ですからフムフムとうなずいて観賞できる。・・・戦闘終了後の敵方さらに現地住人に対する諸々の行為は当然?否、ジャッキーチェン監督作品としてはあってはならない・・・ということも忘れずに。 やはり医者の身分では列強相手で連戦連敗とはいえ軍閥には敵わなかった。ここから登場する人物が正に現在の歴史観が現れている。袁世凱・馮国○・段祺瑞・・・。背景に日本の影がちらつくのである。汪兆明に至っては何度も何度も登場しているのでより將介石より目立っていたのかな?と考え方が少し変わった。(この映画で將介石は全く登場しない。) 列強ではイギリスの存在感が圧倒的で日本人は公使(氏名の字幕はない)と宮崎滔天のみ。映画の限られた時間ではこれが精一杯なのかもしれません。1915年の対華21ヵ条要求まで及んでも不思議ではないのですが・・・もしかして別作品で制作するのかな?是非見てみたい。
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投稿日 : 2017/01/03
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投稿日 : 2017/01/03
総天然色露出の先駆けか?
この映画が制作された頃は洋服をビシッと着ているものの、やたらに銃を乱射するシーンが毎度の如く登場するんですよね。正直またか・・・という感じです。戦争は懲り懲りの赤紙徴兵組はともかく、元職業軍人とか若者には受けたのでしょう。 その後乱射シーンは警察ドラマの専売となりましたのでさておき、露出路線は益々進化発展しておりますのでこの時代はこれが限界なのか・・・と感心する。 冒頭は地方、後半は都会が舞台なのでそれぞれ伝統的家屋とか身なりの人々、それから無尽の群衆もいるはずなんですがそれらを一切排除してしまうのは寂しい。人不足の理由は『新』東宝であるが故、でしょうか? 主演女優が劇中ゴツゴツした岩場で街場で履き物を脱いで裸足で駆け歩くなんて現代では考えられない。キャバレーの控え室で肩寄せ会うようにしてうどんを食べているシーンも良かった。栄養十分な逞しい女性達はいつの時代も輝いて見えます。カラーフィルムで後世まで残るなんて当時は羨ましがられたのでは?とも思った。 2016年に三原葉子さんが亡くなられたとのこと。ご冥福をお祈りいたします。
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投稿日 : 2016/12/31
貴重なシーンもある
田舎の温泉に行けば老人は男女の別なく湯に浸かってるよ~という嘘とも思えない時代のまさにその風習が消えようとする頃の作品。もはや記録映画のジャンル。 個人的には空中温泉にびっくり仰天しました。今は渡海してシンガポールの高層ビルの屋上にありますね。あれはプールか。
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購入・利用済み
投稿日 : 2016/12/31
納得できる内容だと思う
ソ連(=ロシア)は日本の国策で相変わらず近くて遠い国にさせられているのでとにかく偏ったイメージを抱いてしまう。映画は戦争作品が圧倒的であり、戦争描写の善し悪しに尽きてしまうのであります。 戦勝国の利点は戦争時の膨大な兵器類がたくさん残存しているため質量共に映画制作に必要十分な数を確保できることでしょう。実物はなんだかんだいってもCGより迫力ある。制作年が実際に起きた年に近ければ近いほど出演者は体格的心情的に差異が無く、より真実味を帯びる。 我が日本国の戦争作品だとその差異がよくわかる。特攻隊映画の主役が昭和20年代は鶴田浩二、30年代は石原裕次郎、40年代は加山雄三、以降最近の若手俳優まで数多く制作されてはいるものの戦争当時とのズレが広がる一方ではないか。私は鶴田浩二さんが最後で最高だと思う。体験世代を過ぎるとそのリアルさとでも言いましょうか、急速に消えてしまうようです。 ソ連に話を戻します。戦争が後押しした強固な生産能力、何と言ってもモスクワ直前での寒波襲来はまさにソ連版『神風』であり、その後の怒涛の反攻により勢力圏を拡大し国の隆盛を極めたのであります。日本にとっては泣きっ面に蜂で散々な目にあってしまいましたが、この映画を観賞するにあたっては日本人あることをひとまず忘れて、『攻め込まれて、撃退した』民族(否、ソ連人か)の喜びを(熱冷める前に?)後世に残したこの作品を堪能するのがいいと思います。 特に日本をやり込める場面があるわけではないので淡々として観賞できます。尤も、表題が『ベルリン』でなく『真岡』とか『千島列島』だったら話は別です?
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投稿日 : 2016/12/31
新鮮味を感じました
この作品を観賞するきっかけは作品イメージで4発重爆撃機が描かれていることです。B29ではないので従来にない何かを期待しました。 作戦発動?出動?任務遂行、といった流れはこの作品ではここは南太平洋ですよと伝わる程度の短時間シーンを映して終わってしまいました。この映画を見る方は戦闘シーンがメインの従来作品は当然見てますよね?というところでしょうか。・・・それからの残り時間は確かに興味深い内容でした。 ?オリンピック選手が登場(日本で言うとロス五輪馬術の西中尉を彷彿) ?4発重爆撃機の機内を移動して各所の詳細を映している(航空機マニア垂涎) ?着水後の救命具(ボート他)の先進性(人命尊重の日米格差に唖然) ?漂流中の場面は『ザ・コクピット(松本零士)』的戦場描写でGOOD。 ?捕虜収容所(直江津にもあったとは初めて知りました) ?ラジオの謀略放送シーン(ソ連抑留と大差ない協力者への捕虜待遇) ・・ 事実半分創作半分で作品を堪能しましょう? 捕虜収容所所長役の俳優さんがプロテニス界で活躍中の錦○○さんを少し細身にしたような顔立ちに似ているように見えたのですが(そういうメイクを強要されたのか?)。アメリカ人はそう思って彼と重ねて見ているのだろうか?
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